2008年05月12日

マドエラ・フェルギノーサ







水深18mの砂地の海底に鎮座する漁礁ブロックについていたちっぽけなウミウシです。
ミノウミウシの仲間であることは間違いないと思われますが、これまでに記憶のない特異な形状の触角が最大の特徴。
まず体に似合わず太い、先端付近には潜望鏡のような、あるいはモウセンゴケの葉のような形状の突起があり、さらにそこから短い先端部が続く。
はてさて答えは・・・

問い合わせていた座間味の小野にぃにぃ様から早速のお返事が・・・

「これはミノウミウシ亜目ではなく、タテジマウミウシ亜目のショウジョウウミウ
シ科、ショウジョウウミウシ属のものです。
Madrella ferruginosaと思われますが、ショウジョウウミウシやその近縁種と
の識別点について、この属全体のリビジョンが求められています。本邦でも5年
くらい前にちらっと3種ほど触った論文がありましたが、稚拙で、かつ扱ったサ
ンプルの地域が狭すぎ、ハナシになりませんでした。
あ、こいつ拙著、沖縄のウミウシの234ページに出ています。」

えー!図鑑に出ていたとは!!下手こいたぁぁぁ ( ̄□ ̄;)
小野にぃにぃ様お手を患わせてすみません m(_ _)m

刺激に対して黄褐色の粘液を背側突起の基部から放出するとの事。
そういえば一番上の写真、なんとなくもやっとしたものが出ているような気がしますね。

というわけで

Madrella ferruginosa
Depth:18m
Length:10mm
Location:水釜漁礁

RESIST No.185

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